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【開催報告】第29回ジェネレーター会議「障害は環境にある」という気づきと、自分たちの言葉で語るソーシャルステートメント

日時:2026/7/24(金)18:00~21:00 
場所:plaza square 五反田

FC東京では、サステナビリティ戦略に基づき、持続可能な社会の実現に向けたさまざまな取り組みを進めており、その活動推進の一端を担っているのがTOKYO SOCIAL COLLABORATION(以下TSC)にジェネレーターとして参画する有志メンバーです。

【内容】

2026年7月24日(金)、plaza square 五反田にて第29回ジェネレーター会議を開催しました。今回は熱い想いを持ったメンバーが現地に集まり、濃密な意見交換が行われました。

ゲストトーク:「障害」は人ではなく環境にある

前半のセッションでは、デフサッカー/デフフットサルなどで活躍され、アスチャレ!メッセンジャーでもある植松 隼人さんと、手話通訳者の坂井 祐太さんをゲストにお迎えしました。

植松さんは「聞こえないけれど、話せる」というデフ当事者であり、普段は相手の口の動きやわずかな音を頼りにコミュニケーションをとられています。セッションでは、ご自身が経験されたデフリンピックでの学びや課題について触れながら、当事者としての視点から非常に示唆に富むお話をしていただきました。

お話の中で特に参加者の共感を呼んだのは、「社会課題の多くは、街の中が『聞こえる人』に合わせた環境になっていることから生じている」というご指摘でした。たとえば、街を歩いているときも、車のクラクションや大きな音が聞こえないと危険を察知しにくくなります。また、災害時や電車の遅延時などに音声によるアナウンスしか情報がない場合、耳からの情報が得られない人は「情報弱者」になってしまうという、日常に潜む怖さについて語られました。

これらを解決するためのヒントとして、駅のアナウンスや音を文字やオノマトペで視覚化する「エキマトペ」や、音を振動や光に変える「ミルオト」、そしてスポーツにおける「手話実況」などの事例が紹介されました。視覚情報の工夫やテクノロジーの活用によって、環境面のハードルは下げることが可能です。

「障害は『人』ではなく『環境』にあるという考え方に変えていきたい。特定の誰かのために特別なものを作る発想ではなく、聞こえる人も聞こえない人も一緒に対話し、みんなが使いやすい環境を作っていくことが大切」という植松さんの言葉は、非常に力強いメッセージでした。こうした気づきを少しずつFC東京のスタジアムにも取り入れていくことで、より多くの人が安心して楽しめる空間になっていくという未来への期待も膨らむ時間となりました。

 

ソーシャルステートメントを自分たちの言葉で語る

後半のセッションでは、参加者同士のワークショップを実施しました。前回の第28回会議でも確認した「FC東京ソーシャルステートメント」について、「自分たちにとって具体的にどういうことか」をそれぞれの言葉で紐解いていきました。

各テーブルから出た80枚の付箋を整理すると、皆さんが感じ取った思いは「①未来」「②地域・社会」「③人・つながり」「④FC東京だからこそ」「⑤行動・参加」という5つのキーワードに集約されました。 これらを掛け合わせることで、TSCらしさの共通の土台として以下のような方向性が見えてきました

「FC東京を起点に、人と人がつながり、地域や社会とともに、一人ひとりができることから行動し、未来のくらしにつないでいく。」

これは「何を目指す?(未来のくらしにつなぐ)」「どこで?(地域・社会で)」「誰と?(人と人がつながって)」「なぜFC東京?(FC東京だからこそできることがある)」「どうする?(一人ひとりが、できることから行動する)」という、今後の活動の軸となる考え方です

次のステップとアクションへ

今回見えてきた「TSCらしさ」の土台は、決して活動指針の最終的な答えではなく、今後の活動に向けたスタートラインです。次回のジェネレーター会議に向けて、「これはTSCらしさとして共感できるか?」「足りないものは何か?」「もっとTSCらしい言葉にすると?」という3つの問いが提示されました。

次回(8月)はこの問いや、前回もテーマとなった「関係人口」の拡大についてさらに深掘りする予定です。

また、具体的なアクションとして、9月13日(日)のJ1リーグ戦翌日には、地域でのクリーン活動(ゴミ拾い)なども計画されています。

おわりに

TOKYO SOCIAL COLLABORATIONはこれからも地域に寄り添いながら、社会連携活動を進めてまいります。日々、取り組みを重ね、「地域共創プラットフォーム」としての役割を果たしていきたいと考えていますので、引き続き、みなさまの温かいご協力をよろしくお願いいたします。

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